この記事では、孤独感とは何か？という疑問について考えられる原因を網羅的にまとめました。
まずは自分に当てはまるものを見つけ出し、原因を知るところから始めていきましょう！
そもそも孤独感とは何か？
孤独感⋯ひとりぼっちだと感じる精神的な状態。
孤独感の原因
では、孤独感の原因とは何か？主に次の3つに分類ができます。
①関係性の質と量によるもの
②心理的特性によるもの
③環境変化によるもの
これら3つをさらに詳しくみてみる。
①関係性の質と量による孤独感
・関係性の量
友人、家族、恋人などの他者と関わる機会が多いか少ないか。友人関係やコミュニティ参加などの活動が少ないと孤独感を感じる。
・関係性の質
友人、家族、恋人などの他者との関係性で、心からのつながりを感じるかどうか。他者との関りが多い場合でも心からのつながりを感じない場合孤独感を感じる。
②心理的特性による孤独感
・期待と現実の違い
人とのつながりに関する個人の期待（量や質）と、現実のつながりの間に差があることで生じる孤独感。つまり、期待が大きい分孤独感を感じるということ。
例：友達は10人欲しいが、現実では2人。友達とは人生の悩みを相談したいが、ちょっとした悩みしか相談できない。など
・アタッチメントタイプ(4種類)
アタッチメントタイプ⋯幼少期に形成された対人関係のパターン。成人後や職場などでも影響を与えるとされています。次の4つに分類されます。
1. 安定型
他者を信頼し、親密さと自立のバランスが取れた、お互いを大切にする関係を作る。
2. 不安型
他者との深いつながりを避け、自立を保つことで自分を守ろうとする、距離のある関係を築く。
3. 回避型
見捨てられることへの強い不安から、相手に承認や一体感を過剰に求め、依存した関係を築く。
4. 無秩序型
「近づきたい」という欲求と「傷つけられたくない」という恐怖の間で揺れ動き、どう接していいか分からなくなる不安定な関係を作りる。
③環境の変化による孤独感
・人間関係の喪失
失恋や、友人・恋人との疎遠など、親しい人との関係が途切れた時に生じる強い孤独感や喪失感のこと
・生活環境の変化
一人暮らしの開始、慣れない土地への引っ越し、リモートワークの普及などにより、一人で過ごす時間が増え、人とのコミュニケーションが減少した時に感じる孤独感。
デジタル化が進むと、人と会う機会が増える一方で、オンライン交流など表面的なつながりが増える。
今回は、孤独感の原因についてまとめました。皆さんはどの原因に当てはまりましたか？
きっと1つではなく、多くの原因が当てはまったと思います。ちなみに僕は、関係性の量と質、人とのつながりに関する期待と現実の違いが特に大きいと感じました。
孤独感は、1つの原因ではなく、複数の原因が複雑に絡み合って形成されるものです。僕と一緒にそれぞれの原因に対して1つ1つ解決していきましょう！